夏らしい強い日差しの下で、海水浴を楽しむ人たち=17日午後、神戸市須磨区、須磨海岸(撮影・鈴木雅之)
夏らしい強い日差しの下で、海水浴を楽しむ人たち=17日午後、神戸市須磨区、須磨海岸(撮影・鈴木雅之)

 「海の日」の17日、兵庫県内は夏の青空が広がり、気温が上昇した。気象庁によると、福崎町(36・6度)や朝来市の和田山(36・3度)などで35度を超える猛暑日に。神戸市中央区(33・2度)を含め、県内に20ある観測地点のうち12地点で今年の最高気温を更新した。

 3連休の最終日でもあり、須磨海水浴場(神戸市須磨区)は家族連れなど多くの人でにぎわった。友人らと今年初めて訪れたという北須磨小6年の志田拓己君(11)は「冷たくてめっちゃ気持ちいい。今年は何度でも泳ぎに来たい」と笑顔だった。

 一方、この日も梅雨明けの発表はなし。大阪管区気象台によると、19日ごろから梅雨前線の影響などで降水確率が高まるため、梅雨明けの見通しは立っていないという。(名倉あかり)