第三者委員会の最終報告について会見で受け止めを語る上崎勝規市長(右)と浜辺学副市長=洲本市役所(撮影・西竹唯太朗)
第三者委員会の最終報告について会見で受け止めを語る上崎勝規市長(右)と浜辺学副市長=洲本市役所(撮影・西竹唯太朗)

 ふるさと納税の基準違反で制度参加を除外され、洲本市が設けた第三者調査委員会は、7日公表した最終報告書で「市幹部のコンプライアンス(法令順守)意識が低い」などと断罪。委員の一人は会見で「(調査を)やればやるほど問題が出てきた」とうめいた。答申を受け、会見した上崎勝規市長は「かなり厳しい結果だ」として市民らに謝罪する一方、ふるさと納税を「市にとって有効な制度」と強調。早期復帰への意欲を繰り返し述べた。