優生保護法問題の全面解決と署名活動への思いを話す「優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会」の藤原久美子共同代表(中央)ら=神戸市中央区橘通3、市立総合福祉センター(撮影・末吉佳希)
優生保護法問題の全面解決と署名活動への思いを話す「優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会」の藤原久美子共同代表(中央)ら=神戸市中央区橘通3、市立総合福祉センター(撮影・末吉佳希)

 旧優生保護法(1948~96年)下で障害者らが不妊手術を強いられた問題で、支援者らでつくる「優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会」が11日、最高裁に国の責任と被害者への賠償を命じる判決を求め、署名活動を始めた。構成団体の一つ「優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会(歩む兵庫の会)」は同日、神戸市内で会見し、署名への賛同を呼びかけた。