阪神・淡路大震災の発生から29年となるのを前に、インタビューに応じる斎藤元彦知事(左)と久元喜造神戸市長
阪神・淡路大震災の発生から29年となるのを前に、インタビューに応じる斎藤元彦知事(左)と久元喜造神戸市長

 阪神・淡路大震災の発生から17日で29年となるのを前に、兵庫県の斎藤元彦知事と神戸市の久元喜造市長が神戸新聞社のインタビューに応じた。元日に石川県で起きた能登半島地震はいまだ被害の全容が見えず、ライフラインの途絶が続く中、約2万4千人が避難生活を強いられている。両首長は阪神・淡路の経験を生かした息の長い支援を誓い、震災の記憶継承に知恵を絞る考えも強調した。