2023年に本紙に掲載された優れた広告に贈られる「神戸新聞広告賞」の表彰式が6日、神戸市中央区の神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開かれた。受賞した14作品に、神戸新聞社の高梨柳太郎社長らから表彰状が贈られた。
申請のあった32点の広告作品の中から、有識者らでつくる委員会が選定。最優秀賞は、昨年11月25日の朝刊などで展開されたサントリーホールディングス(HD)の「寄り道しよう。to the BAR in KOBE 2023」が選ばれた。
寄り道しよう-は、同27日から同市内で始まったバーのイベントに合わせ、複数回掲載。バーを愛した切り絵作家、故成田一徹さんの作品で読者の目を引き、タブロイド紙面を観光案内所でも配るなど、多面的な展開が高い評価を受けた。
サントリーの橋爪雅史神戸支社長は「バーがあってこそお酒が売れ、会社も成り立つ。夜の神戸の活性化に今後も貢献していきたい」と話した。(安福直剛)