柏原高校を3月に卒業し、4月から京都市内の大学へ進みます。1人暮らしを始めるので食費が気になります。本を買うにも友人と遊ぶにもお金がかかります。だから今回の衆院選で最も重視している政策は物価高対策です。電気代に影響があるエネルギー政策の違いにも注目しています。
これまでの生活で、公立高校生の医療費や高校の授業料が無償化されたときに政治を身近に感じてきました。周囲に政治家はいませんが、政治を自分のこととして考えているほうだと思います。
ただ、議員の人たちが普段何をしているのか、よく分かりません。一生懸命に働いている人がいるのは理解していますが、議場に座って採決に加わっているだけの人もいるのかなと思うことがあります。テレビで国会の委員会を見ても、政策の議論より個人批判が目立つ気がします。
学校生活の中でクラスメートと政治の話をすることも、ほとんどありません。話題になるのは首相が交代したときくらい。投票に行くかどうかみたいな話題になったこともありません。若い年代の投票率がほかの世代と比べて低い傾向にあるのは、選挙を人ごとと考えているため投票所へ行くのが面倒な人が多いからだと思います。
普段、政治のニュースはテレビや動画サイトで目にしています。テレビで言っていることはだいたい信じ、ネットの情報も、省庁などの公式チャンネルが発信している内容は信用しています。その一方で、動画サイトで流れてくる真偽不明の情報は基本的に疑ってかかるようにしています。今回の衆院選も、主な情報入手先はテレビやネットです。家族の意見も参考にしながら投票先を決めようと思います。
8日の衆院選は生まれて初めての選挙。わくわくしているわけでも嫌々投票所へ向かうわけでもなく、淡々とですが、私は自分の意見を政治に反映させるために、必ず投票します。
誰が当選しても理不尽に命や財産が失われることがない社会にしてほしい。罪を犯した人がきちんと処罰される社会をつくってほしいし、外交でいえば戦争を起こさないでほしいと願っています。(聞き手・井原尚基)
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8日に投開票される衆院選を前に、丹波地域に住む10、20、30代の有権者に思いを聞いた。






















