沿道から声援を送る人々=姫路市田寺6
沿道から声援を送る人々=姫路市田寺6

 11日午前9時の号砲とともに、スタートした「世界遺産姫路城マラソン」(神戸新聞社など共催)。新型コロナウイルス禍で制限されていた沿道応援が今年は5年ぶりに解禁された。「頑張れ!」「ファイト」。ランナーたちを後押しする温かいエールの声がまちに戻ってきた。

 5キロ付近の安室小学校(姫路市田寺6)前では、安室中吹奏楽部が元気な演奏を披露。沿道に集まった近隣住民らは演奏に合わせ、手製のうちわやプラカードなどを手に「一歩ずつ焦らず頑張れ」などと声をかけ、励ました。ランナーは応援に手を振って応え、播磨路を笑顔で駆けた。