石川県の障害福祉サービス事業所で作られたクッキー。兵庫県庁でのミニマルシェに出品される(兵庫県提供)
石川県の障害福祉サービス事業所で作られたクッキー。兵庫県庁でのミニマルシェに出品される(兵庫県提供)

 能登半島地震で被災した石川県の障害福祉サービス事業所を応援しようと、兵庫県は15日午前11時半~午後1時半、被災地の事業所で作られた商品を販売する「+NUKUMORI(プラスぬくもり)県庁ミニマルシェ」を県庁1号館前の中庭で催す。

 県によると、石川県内の同事業所は地震の影響で販売機会が大きく失われた。当日は、マルシェの運営に携わるNPO法人「兵庫セルプセンター」が取り寄せたクッキーや小物などを並べる。兵庫県内の事業所も約10店舗を出店し、オリジナルの弁当やパンを売る。

 17日午前10時~午後4時には加古川市西神吉町鼎の市立総合体育館でも、バレーボールVリーグ2部(V2)女子のヴィクトリーナ姫路の試合に合わせ、同様のマルシェが開かれる。

 県は被災地の状況も見ながら、県庁2号館1階の食堂「ドリームカフェ」で石川県産品を使ったメニューを提供したり、同県内の障害者が手がけた芸術作品を兵庫で展示したりすることも検討する。県ユニバーサル推進課TEL078・362・3261(田中陽一)