国の重要文化財に指定するよう答申された「羽衣天女」(兵庫県立美術館提供)
国の重要文化財に指定するよう答申された「羽衣天女」(兵庫県立美術館提供)

 国の文化審議会は15日、新たに美術工芸品6件を国宝、また兵庫県所蔵の絵画「羽衣天女」など36件を国重要文化財に指定するよう盛山正仁文部科学相に答申した。羽衣天女は、明治時代に西洋の技法を日本に普及させた洋画家・本多錦吉郎(1850~1921年)の代表作。「絵画史を知る貴重な資料」と評価された。(津谷治英)