熊本県でロングランを続ける映画「骨なし灯籠」が5日から、県外では初めてOSシネマズミント神戸(神戸市中央区)で上映される。大切な人を亡くした人の心の再生をテーマに、地域社会での共生の在り方も伝える。これが初監督作品となる木庭撫子(こばなでしこ)さん(56)は「阪神・淡路大震災を経験した神戸の人に、映画のメッセージを届けたい」と語る。(安藤真子)
舞台は灯籠祭りで有名な熊本県山鹿(やまが)市。妻を交通事故で亡くし、骨つぼを抱えた男が死に場所を探して流れ着く。祭りのポスターに写る「灯籠娘」に妻の面影を重ね、山鹿の人々に誘われるまま定住。だが妻の三回忌を迎えても深い喪失と孤独は拭えず、町を出ようとしたとき、突然妻の双子を名乗る女性が現れる。
























