東海大生が犠牲になったアパート倒壊現場で手を合わせる卒業生の橋村さくらさん(左端)と現役学生ら=16日未明、熊本県南阿蘇村
 東海大生が犠牲になったアパート倒壊現場で手を合わせる卒業生の橋村さくらさん(左端)と現役学生ら=16日未明、熊本県南阿蘇村

 熊本地震「本震」で東海大の学生3人が犠牲になった熊本県南阿蘇村黒川地区では、卒業生の橋村さくらさん(31)が16日未明、後輩の現役学生7人を連れ、アパートの倒壊現場などを案内した。橋村さんは「現場を五感で感じることに意味がある。寒さや暗さなど言葉で伝えられないものがある」と訴えた。

 村の復興などに取り組む東海大の学生団体の依頼を受け、毎年案内している。学生が犠牲になったアパート倒壊現場や、土砂崩れに巻き込まれて大学生が亡くなった旧阿蘇大橋付近を巡った。

 東海大は、地震前に南阿蘇村にキャンパスを置き、周辺で約800人の学生が暮らしていた。キャンパスは地震で大きな被害を受け、同県益城町に移転した。