たった1人の正部員としてソフトボールを続けてきた伊勢葵さん=柏原高校
たった1人の正部員としてソフトボールを続けてきた伊勢葵さん=柏原高校

 夕暮れが迫る柏原高校(丹波市柏原町東奥)のグラウンドに、打球音が響く。黙々とバットを振り込むのは、ソフトボール部主将の伊勢葵さん(3年)。たった1人の正部員だ。だが、その表情に寂しさはない。頼もしい仲間たちがいるからだ。「単独チームで出場したい」。そのひたむきな思いが、学年も経験も違う助っ人たちを引き寄せ、全員でつかむ「1勝」を目指している。(秋山亮太)