兵庫県の斎藤元彦知事は27日午後、定例会見で報道各社の取材に応じた。県議会の調査特別委員会(百条委員会)では、30日に知事本人の証人尋問が予定されている。尋問での知事の説明内容によっては、3年前の知事選で斎藤知事を推薦した日本維新の会が党としての対応を協議する考えを示しており、それへの受け止めなどについて答えた。
会見での主なやりとりは次の通り。
-日本維新の会の馬場伸幸代表が26日、証人尋問の内容を踏まえて党としての対応を協議する考えを明らかにした。受け止めは。
「馬場代表の発言に関する報道は詳細は確認していない。百条委員会では対応をしっかりやっていく。(尋問に対して)自分なりに考えや状況などをしっかりと伝えていきたい」
-告発文書を作成した元県民局長の処分について、前回の百条委員会では「人事当局が『公益通報の調査結果を待つべきでは』と進言していた」との証言があった。進言について記憶はあるか。
「懲戒処分に関するやりとりについては、条例に基づいて非公開となっているので、詳細を答えることは控えるべきだと思っている。百条委の場で聞かれれば、認識や対応について、そこで答えたい」
























