神戸新聞社の大町聡常務取締役(左)から目録などを受け取る兵庫県高野連の高橋滋理事長=神戸市中央区古湊通2
神戸新聞社の大町聡常務取締役(左)から目録などを受け取る兵庫県高野連の高橋滋理事長=神戸市中央区古湊通2

 兵庫の高校野球の発展や振興に生かしてもらおうと、神戸新聞社は26日、夏の全国高校野球選手権兵庫大会を特集した冊子の売上金の一部40万円を、兵庫県高野連に寄付した。

 神戸新聞社は新型コロナウイルス禍で夏の甲子園大会や兵庫大会が中止になった2020年に、県高野連が独自に開いた代替大会の記事などを集めた冊子を製作。21年からは兵庫大会の特集号として発行し、1回戦から決勝戦まで全試合を報じた紙面のほか、出場全チームの選手名鑑や集合写真、秋と春の県大会の記事も掲載している。

 この日は神戸新聞社の大町聡常務取締役が神戸市中央区の県高野連を訪れ、高橋滋理事長に目録を贈呈。高橋理事長は「夏場の暑さ対策や、中学生との交流などの普及活動に活用したい」と話していた。(初鹿野俊)