姉と両親の銘板を取り付ける兒玉隆之さん(中央)=14日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・笠原次郎)
姉と両親の銘板を取り付ける兒玉隆之さん(中央)=14日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・笠原次郎)

 阪神・淡路大震災の犠牲者らを悼む三宮・東遊園地の「慰霊と復興のモニュメント」に14日、新たに21人の名前が追加された。来年1月17日で震災から30年となるのを前に、遺族らが故人の名前を刻んだ銘板を地下の「瞑想空間」に取り付け、いとおしそうに何度もなぞった。