市川町は、町西部の一部地域で13日から続いていた断水が18日夕に解消したと明らかにした。引き続き水が出にくい地域もあるといい、町の担当者は節水の協力を呼びかけている。
町によると、13日未明に屋形浄水場の機器が故障して配水池の水位が低下。ピーク時は鶴居、屋形、谷、神崎の約430戸で断水が起き、周辺の約500戸でも水圧が低下して水が出にくくなっていたという。
町は対策本部を設置して原因を調査。渇水で水源からの取水量が低下していたほか、水道管の緊急点検では凍結の影響とみられる破損も見つかったという。
町は周辺市町の応援を受けて公民館に給水所を設置するなど対応に追われた。(喜田美咲、橘高 声)