任期満了に伴う宍粟市長選(4月20日告示、27日投開票)に、現職の福元晶三氏(71)が4選を目指し、無所属で立候補する意向を固めたことが20日、分かった。21日に会見を開き、正式表明する見通し。
福元氏は同市山崎町出身。山崎高校卒業後、1972年に旧山崎町役場に入った。2005年の宍粟市発足後は教育部長や一宮市民局長などを歴任し、13年の市長選で初当選。21年の前回選は無投票で再選した。
福元氏は神戸新聞社の取材に「次の10年、20年に向けていいスタートが切れるよう、先導役を担いたい。地域医療を守るため宍粟総合病院の新築移転計画を着実に進め、若者の定着を図り、活力あるまちづくりを進める」と強調した。
同市長選を巡っては、現時点で立候補を表明している人はいない。(村上晃宏)