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 マイナンバーカードを使い、住民票の写しなどの証明書をコンビニの端末で受け取る「コンビニ交付」が増えている。兵庫県内でいち早く導入した小野市では、マイナカードの普及に伴い、利用率が4割を超えた。全国的にも人口減少や財政難を背景に、縮小する行政機能を補完する流れが進む。

 コンビニ交付は、コンビニやスーパーなどの店内に置かれたマルチコピー端末にマイナカードをかざし、自治体が発行する戸籍や印鑑登録、所得、納税などの各種証明書を取得できるサービス。居住自治体以外の端末でも取得でき、役所の窓口が閉じる夜間や休日も受け付け、利便性が高い。