閉園を前に感謝の気持ちを込めて開いたイベントの最後にポーズを決める園児=高砂市荒井町東本町
閉園を前に感謝の気持ちを込めて開いたイベントの最後にポーズを決める園児=高砂市荒井町東本町

 3月末で閉園する高砂市立荒井幼稚園(荒井町東本町)で、園児や保護者、教職員らが感謝の気持ちを伝えるイベント「ありがとう あらいようちえん」があった。少子化で園児が減る一方、保育需要が高まっており、市立荒井こども園(荒井町紙町)と統合されることになった。園歌がさまざまな曲調にアレンジされ、最後の在園児となる17人が、鈴や手拍子などで元気よく演奏した。(中川 恵)

■幼稚園舎は隣接する荒井小の別棟として活用予定

 荒井幼稚園は1935年に愛育園として創立された。学校教育法改正により、47年には荒井村立荒井幼稚園に改称。2022年から3年保育を実施している。