川沿いを彩るエドヒガン=3月31日、小野市古川町
川沿いを彩るエドヒガン=3月31日、小野市古川町

 桃色の並木道を風が駆け抜ける。兵庫県内全域で寒の戻りとなる中、小野市の「おの桜づつみ回廊」でエドヒガンが見頃を迎えた。

 加古川と支流の東条川沿い約4キロにわたり、650本ほどのサクラが植わる。北播磨地域の名所として知られ、ソメイヨシノやヤエベニシダレなど5種が上流から順に咲き、目を楽しませてくれる。

 市はサクラを保全するため、今季から現地で協力金を募る。見頃に合わせて2カ所の臨時駐車場が用意され、8日までライトアップも。品種ごとの開花状況は市のホームページで確認できる。(大田将之)