自民党派閥裏金事件を巡り、党員資格停止１年の処分を受けた西村康稔元経済産業相（衆院兵庫９区）は３日、処分期間を同日付で終えたことを受け、「初心に戻り襟を正して、謙虚に活動していく」などとするコメントを発表した。
西村氏は、この１年を「記者会見や駅頭、地域の集会などにおいて説明を重ねてきた」と振り返り、今後の政治活動について「さまざまな意見をしっかりと受け止め、心して取り組んで行く決意」と強調した。
その上で「国内外に課題が山積する中、今まで取り組んできた経済政策や、トランプ米政権に対する対応など、これまでの経験を生かして、自民党内での議論や議連での活動を通じ、仲間と政策を練り上げ、実践していく。国民のために、全力を尽くして取り組んでいく所存」とした。（末永陽子）
