丹波市で長年地元住民が担ってきた河川堤防ののり面や農地の草刈りが、高齢化や人口減少で継続困難な状況となっている。放置すれば中山間地域特有の里山の景観が廃れ、ヌートリアやシカの潜み場になるなど、獣害の拡大につながりかねない。河川は本来、管理者の市や県が維持しなければならないが、厳しい財政事情もあり、市は住民による活動継続を模索。負担軽減のため、無線操縦式草刈り機を貸与する実証実験に取り組んでいる。(伊藤颯真)
丹波市で長年地元住民が担ってきた河川堤防ののり面や農地の草刈りが、高齢化や人口減少で継続困難な状況となっている。放置すれば中山間地域特有の里山の景観が廃れ、ヌートリアやシカの潜み場になるなど、獣害の拡大につながりかねない。河川は本来、管理者の市や県が維持しなければならないが、厳しい財政事情もあり、市は住民による活動継続を模索。負担軽減のため、無線操縦式草刈り機を貸与する実証実験に取り組んでいる。(伊藤颯真)