春の大型連休が終盤にさしかかった豊岡市の城崎温泉街で、5日未明に発生した建物火災は旅館など計6棟を焼き、約5時間半後に消し止められた。死者は出なかったものの、出火当時就寝中だった多くの宿泊客らは浴衣姿などでの避難を余儀なくされ、観光シーズンまっただ中の現場は騒然となった。
「真夜中なのに空が夕焼けのように真っ赤になっていた」。現場から100メートル余り離れた場所でギャラリーを営む男性(72)は、鳴りやまない消防車のサイレン音や屋外から聞こえてくる慌ただしい話し声で目が覚めた。
春の大型連休が終盤にさしかかった豊岡市の城崎温泉街で、5日未明に発生した建物火災は旅館など計6棟を焼き、約5時間半後に消し止められた。死者は出なかったものの、出火当時就寝中だった多くの宿泊客らは浴衣姿などでの避難を余儀なくされ、観光シーズンまっただ中の現場は騒然となった。
「真夜中なのに空が夕焼けのように真っ赤になっていた」。現場から100メートル余り離れた場所でギャラリーを営む男性(72)は、鳴りやまない消防車のサイレン音や屋外から聞こえてくる慌ただしい話し声で目が覚めた。