本山第一小学校に残る重五郎梅の原木と、保存活動をする竹村公秀さん(左から2人目)ら=神戸市東灘区本山北町3
本山第一小学校に残る重五郎梅の原木と、保存活動をする竹村公秀さん(左から2人目)ら=神戸市東灘区本山北町3

 「梅は岡本、桜は吉野」-。今から100年ほど前まで神戸市東灘区の岡本地区は、梅林が一面に広がっていた。多くの観梅客が訪れるまちには、全国に知られた「重五郎梅(じゅうごろううめ)」と呼ばれる固有品種があった。ただ現存する原木は地元の小学校や民家にわずか5本。種の保存に向け、今春から住民や樹木医らの活動が本格化している。(長沢伸一)

▼江戸時代に誕生

 岡本地区は梅の名所として知られ、最盛期の梅林は6千坪もあったとされる。