マイナンバーカードをカードリーダーにかざすと、宣誓書に記入しなくても入場できる=養父市内
マイナンバーカードをカードリーダーにかざすと、宣誓書に記入しなくても入場できる=養父市内

 人口減少や高齢化が加速する中、選挙事務のデジタル化が各地で始まっている。20日投開票の参院選では、養父市が期日前投票の宣誓をオンラインで完結できる仕組みを導入。鳥取県ではビデオ会議システムを使い、投票所の立会人確保を図る。専門家は有権者が投票しやすい環境をつくるため、自治体の積極的なデジタル活用は不可欠と指摘する。(田中宏樹)