１０６歳になった元日本兵、細谷寛さん＝神戸市垂水区＝が初の短歌集「ビルマ抑留メモ帳『南十字星』」を自費出版した。終戦後、ビルマ（現ミャンマー）の収容所などで詠んだ１００首を集めた。いつ帰れるか分からぬ捕虜生活の不安、決して捨てなかった希望…。古びたメモ帳に刻まれた歌が命の大切さを伝える。（森 信弘）
“息絶えて見知らぬビルマの土と消ゆ” 106歳、元日本兵が初歌集「日本人の生き方、戦死者は問う」
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