公立病院を中心に、全国的に病院経営が苦境に陥っている問題で、経営改善への焦点となっている診療報酬引き上げの可否が12月に判明する。改定に携わる厚生労働省と、公立病院経営を支援する総務省は「物価高や人件費の高騰を反映できるか」をポイントとする。ただ、医療費の抑制も課題になっており、診療報酬が実質的に据え置きになれば、病院経営はさらに追い込まれることになる。
公立病院を中心に、全国的に病院経営が苦境に陥っている問題で、経営改善への焦点となっている診療報酬引き上げの可否が12月に判明する。改定に携わる厚生労働省と、公立病院経営を支援する総務省は「物価高や人件費の高騰を反映できるか」をポイントとする。ただ、医療費の抑制も課題になっており、診療報酬が実質的に据え置きになれば、病院経営はさらに追い込まれることになる。