神戸新聞NEXT
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 13日に閉幕した大阪・関西万博。半世紀ぶりに関西で開かれた祭典について、神戸新聞社は双方向型報道「スクープラボ」でアンケートを行った。大屋根リングなどを高く評価する一方、予約システムの煩雑さ、混雑ぶりへの不満や辛口意見も多かった。

 アンケートは読者からの声を聞き取ることが目的で、無作為抽出の世論調査とは異なる。9月下旬~10月上旬にLINE(ライン)で呼びかけ、573件の回答が寄せられた。ほぼ県内在住者からの回答で、来場回数別では0回=43%▽1回=26%▽2~5回=23%▽6~9回=4%▽10回以上=5%だった。

 来場のお目当てを聞く設問は、パビリオン▽会場の雰囲気を味わう▽大屋根リング-と続いた。一番印象に残った点を挙げてもらうと、万博の象徴となった大屋根リングを「圧巻」と評する声が目立ち、「日本の伝統技術を世界に発信できた」(阪神南、60代女性)と指摘する声もあった。