兵庫初の冬季五輪金メダリストが誕生し、三浦璃来の出身地、宝塚市の関係者らも沸き立った。
森臨太郎宝塚市長は「市の誇り」と祝福。「三浦選手の柔らかく優しい表情、その中に感じる強さが氷の上で輝いていた」などとコメントした。
三浦が宝塚小学校時代に通っていた同市の空手教室「龍舞会」の味地淳夫代表は「空手で身に付けた闘争心や精神力を生かしてくれた」と快挙をたたえる。
三浦はスケートの成績が振るわなかったという4年時に「心と体を鍛えたい」と入門。持ち前の運動神経ですぐに上達し、回し蹴りが得意だったという。ショートプログラム5位からの大逆転に「くじけず結果を残したのはすごい根性。生徒にも素晴らしい精神力を見習ってほしい」と喜んだ。
シングルと違い、カップル競技は長年低迷が続いてきた。フィギュア女子で五輪2大会に出場し、五輪ジャッジも担った国際スケート連盟名誉委員の平松純子さん(83)=神戸市東灘区=は「こんな日が来るなんて信じられない。日本のペアの歴史を最初から見てきただけに感無量。スケート界にとってもとてもすごいこと」と感慨深げに話す。
今回の演技に「氷に食い込むような深いエッジ、力強さや同調性など、2人の実力を見せつけた」と平松さん。18日から集大成の個人戦に臨む女子の坂本花織(神戸市灘区出身)にも「長い選手生活で積み重ねてきたものを出しきり、三浦選手に続いてほしい」と、兵庫勢2人目の金メダルに期待した。(山本哲志、池田大介)






















