任期満了に伴う兵庫県稲美町長選(来年5月19日告示、同24日投開票)で、現職の中山哲郎氏(52)が再選を目指して立候補する意向であることが11日、分かった。12日の町議会本会議で表明するとみられる。
中山氏は同町出身。関西学院大を卒業後、1995年に同町役場に入庁。危機管理課長や産業課長などを経て、2022年の同町長選で初当選した。
神戸新聞の取材に対し、中山氏は町の課題として「人口減少による農業や商業の担い手不足」を挙げ、「1期目の成果も出つつある。町民と一緒に町づくりに前向きに取り組みたい」と意欲を示した。同町長選で立候補を表明している人はいない。(田中朋也)
























