日本維新の会は15日、所属する地方議員が一般社団法人の理事に就いて国民健康保険料の支払いを逃れ、割安な社会保険に切り替えていた疑いに関する調査結果を公表した。同日付で兵庫県内の議員4人を含む6人を除名処分とした。
維新は昨年12月以降、この問題を巡って、所属議員や首長の調査を進めていた。処分を受けた兵庫県議の長崎寛親氏と赤石理生氏、尼崎市議の長崎久美氏、神戸市議の南野裕子氏の4人は過去、一般社団法人「栄響連盟」(京都市)の理事を務め、「国保逃れの脱法的行為と捉えられる」と指摘された。
中司宏幹事長は「『振り返れば大変なことをしたが、当時は(国保逃れの)認識はなかった』というのが4人の主な意見」と話した。
この4人以外にも、類似する法人で同様の行為があったなどの理由で、大阪市議の松田昌利氏と元杉並区議も除名処分とした。
処分理由について、中司幹事長は「一定の負担により社会保険および厚生年金への加入資格を形式的に取得しており、悪質」と述べた。一方で組織的関与は改めて否定した。
赤石氏は15日の処分発表前、記者団の取材に国保逃れの意図を否定。「私の無知が原因。軽率な行動だった」と話し、謝罪した。長崎寛親氏は同日は神戸新聞などの取材に応じず、16日に対応するとした。(名倉あかり、井上太郎)























