尼崎JR脱線事故の車両保存施設=大阪府吹田市
尼崎JR脱線事故の車両保存施設=大阪府吹田市

 2005年の尼崎JR脱線事故を起こした車両の保存施設(大阪府吹田市)が、昨年12月に完成してから4カ月余り。JR西日本によると、3月末までに犠牲者の約4割の遺族、負傷者の約1割が訪れた。足を向ける心境になれない人もいるが、「現物だからこそ伝わるものがある」との声が上がる。JR西グループの社員約4万人が対象の研修も始まり、同社にとっては、事故を伝え続ける運用の在り方も問われる。(岩崎昂志、長谷部崇、土井秀人)