神戸高専の食堂入り口に掲げられたネーミングライツのロゴ(提供)
神戸高専の食堂入り口に掲げられたネーミングライツのロゴ(提供)

 公共施設の命名権を売却する「ネーミングライツ」が近年、兵庫県内の国公立大学や高等専門学校(高専)で急速に浸透している。各校独自の財源確保に加え、学生が日常的に集まる場所にロゴなどを掲示することで認知度を高め、人材確保につなげたい企業側の採用戦略とも合致している。産学連携強化を期待する声もあり、今後さらに広がりを見せそうだ。(合田純奈、久保田麻依子)

 神戸大学深江キャンパス(神戸市東灘区)の食堂「NYKグループダイニング」では4月から、ネーミングライツを取得した海運大手の日本郵船(東京)の事業内容を紹介したパネルを壁一面に掲示する。写真を主体に、海上輸送や曳船などの仕事を視覚的に理解できるように工夫されている。