兵庫県議会の維新の会に所属する門隆志議員(59)=宝塚市選出=が、賃料などの事務所費として政務活動費(政活費)から半額を受け取っている同市内の事務所に、自身が代表を務めるレンタカー会社を登録していたことが15日、関係者などへの取材で分かった。県議会は、私的活動を含む場合に受け取れるのは4分の1と定めており、会派が調査している。
政活費の会計帳簿などによると、少なくとも2021~24年度に賃借料や電気代、ガス代、上下水道代などの事務所費として50%を適用し、政活費から計約290万円を受け取っていた。登記簿などによると、門県議は20年2月、車のレンタルやコンピュータープログラムの開発を目的とする会社を設立。所在地は、政務活動の事務所として届けている住所と同じだった。
県議会の政活費の手引では、議員の活動は多面的なため、政務とそれ以外の議員活動(政党、後援会、選挙活動)が混在するとして、事務所費などの費用の50%を政活費から支出できると定めている。ただ、さらに私的活動が混在する場合は適用割合が下がり、25%の充当になるとしている。会派によると、門県議は調査に対し「会社としての使用実態はないため、50%で問題はない」と説明。会派が現在、書類の精査などを進めている。
門県議は神戸新聞に対し「取材は受けない」としている。(岡西篤志、井上太郎)
























