播磨灘の夏の風物詩「干しだこ」作りが、兵庫県明石市二見町東二見の漁港で始まっている。盛夏のぎらつく日差しの下、名産のマダコが風に揺られている。
播磨灘のマダコは、梅雨が明けた夏に漁獲の最盛期を迎える。水揚げが多かった時代には冬場まで保存が利く郷土食として親しまれてきた。漁獲量の減少や価格高騰の影響もあり、生産者も減っている。
東二見地区で干しだこを作っているのは現在、2軒。そのうちの1軒、西尾礼子さん(79)たちは、7月上旬に天日干しを始めた。青天の日に朝からさばき、馬蹄形の木枠や竹串を使って体を目いっぱい広げてさおにつるす。「よく乾くときれいなあめ色になるのよ」と西尾さん。8月のお盆前ごろまでに約150匹を作るという。(鈴木雅之)
























