グランピング、サウナ、ドローン訓練場…。神戸市兵庫区烏原町のゴルフ練習場「菊水ゴルフクラブ」には、その施設名からは想像できないアクティビティーが並ぶ。2018年西日本豪雨の被害で、全てのショートコース9ホールを閉鎖。だが空いた土地を多様な事業者に貸し出して生まれ変わらせ、再起を図っている。(尾仲由莉)
このゴルフ練習場は1960年前後に山を切り開いて整備され、65年に「株式会社菊水ゴルフクラブ」が運営を開始。地権者から土地を借りるなどして、ショートコースや打ち放し場をそろえ、初心者向けに使われることが多かった。
これまでにもたびたび水害に悩まされてきた。65年の集中豪雨、2015年の台風でも土砂崩れに見舞われ、ボールの飛び出しを防ぐネットが壊れるなどの被害に遭ってきた。
大打撃となったのが18年7月の西日本豪雨だった。2日間の雨量は月平均の倍となり、けが人こそいなかったものの、ショートコース4カ所と駐車場で土砂が流れ込み、道路がひび割れた。最も大きい被害は1番ホールで、高さ約60メートル地点から山肌が崩れ落ちた。
























