三重県亀山市の新名神高速道路で3月、大型トラックが乗用車に追突して6人が死亡した事故で、犠牲になった団体職員、高峰啓三さん=当時(56)=の遺族が、兵庫県の中播磨地域の自宅で神戸新聞の取材に応じた。埼玉県草加市に単身赴任しながら、地元での活動に熱心で、事故が起きた日も小学生のバレーボールクラブの試合で指揮を執るはずだった。「中途半端が嫌いで、やり遂げる人。こんな終わり方は本人が一番つらいはず」。家族は死を受け入れられずにいる。(喜田美咲)
「ではみなさんよろしいか。クラッカーは人に向けないよ。メリークリスマス!」。昨年12月に撮影された動画には、トナカイのカチューシャを着けた高峰さんが写る。女子小学生バレークラブの子どもたちに声をかけていた。
妻(56)は「お父さんの声、久しぶりに聞いた。いつもこんな話し方で、わが子のようにかわいがっていました」と目を細める。
























