クリーム色と朱色のツートンカラー。阪神沿線の住民が親しむ伝統車両の中や外で、子どもたちがにぎやかな声を響かせて駆け回っている。ハロウィーン仕様で彩られた車内には、阪神タイガースのセ・リーグ連覇を祝う広告もある。
1958年に登場し、「赤胴車」の愛称で知られる。一度、廃止されるも、多くの声を受けて復活となった人気の配色。阪神武庫川線沿いの、兵庫県西宮市の都市再生機構(UR)武庫川団地の一画に、引退車両の1両が保存されている。
内外装をやり直し、空調も完備。URが管理を担う形で、住民の憩いの場として活用される。その姿は現役車両と見まがうほどだ。
この日は、地元の子育てサークルがイベントで利用しており、元気に遊んでいた女児(9)は阪神のつり広告を見ながら、「次は日本一になってほしいな」と話した。(風斗雅博)
























