兵庫リレーカーニバルのグランプリ女子1500メートルで、大会新記録で4連覇した田中希実(中央)=21日午後、ユニバー記念競技場(撮影・大田将之)
兵庫リレーカーニバルのグランプリ女子1500メートルで、大会新記録で4連覇した田中希実(中央)=21日午後、ユニバー記念競技場(撮影・大田将之)

 陸上の第72回兵庫リレーカーニバル(兵庫陸上競技協会、神戸新聞社など主催)最終日は21日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場で男女のグランプリ(GP)種目や小中高校生のリレーなど計33種目の決勝が行われた。

 GP女子1500メートルに出場した田中希実(ニューバランス、西脇工高出身)は4分7秒49の大会新記録で4連覇。GP女子走り幅跳びの秦澄美鈴(住友電工、武庫川女大出身)は5連覇(新型コロナウイルスで中止となった2020年を除く)を果たした。

 田中のほか、中学女子100メートル障害を制した福田花奏選手(兵庫県神河町立神河中3年)や高校女子2000メートルで優勝した池野絵莉選手(須磨学園高2年)ら、21日はGP種目を含めた計6種目で大会新記録が誕生した。(山本 晃)