B2神戸の最終戦後の引退セレモニーであいさつする松崎賢人=4月21日、ワールド記念ホール((C)KOBE STORKS)
B2神戸の最終戦後の引退セレモニーであいさつする松崎賢人=4月21日、ワールド記念ホール((C)KOBE STORKS)

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の神戸で、相生市出身のポイントガード松崎賢人(36)が13年のプロ生活に終止符を打った。プレーオフ進出こそ逃したが、現役最終戦は超満員のホームで1点差の逆転勝利に貢献。クラブ史上屈指の司令塔は「ここまでできたのはストークスがあったからこそ。一番いい終わり方ができた」と万感を込めた。(井川朋宏)

 育英高から拓大を経て、2011年、神戸の前身の兵庫に発足と同時に入団。鋭いドライブや巧みなアシストを武器に、2季目の12~13年に日本リーグ2部で最優秀選手(MVP)に輝き、初優勝に貢献した。