パラ陸上の世界選手権女子800メートル決勝(脳原性まひT34)に臨んだ北浦春香=5月24日、神戸市須磨区緑台、ユニバー記念競技場
パラ陸上の世界選手権女子800メートル決勝(脳原性まひT34)に臨んだ北浦春香=5月24日、神戸市須磨区緑台、ユニバー記念競技場

 第17回パラリンピック・パリ大会は28日(日本時間29日未明)、市中心部のコンコルド広場で開会式が行われ、開幕する。障害の有無の垣根を越えて誰もが認め合う「共生社会の実現」を目標に掲げる障害者スポーツの祭典には史上最多となる167の国・地域と難民選手団が参加し、約4400人がエントリー。11日閉幕の五輪の熱気が残る中、人間の多様な可能性を示す12日間の熱戦が幕を開ける。

 五輪を3度開催しているパリが、1960年大会を第1回とするパラリンピックを迎えるのは初めて。引き続き「広く開かれた大会に」をスローガンとして打ち出し、史上初めて競技場外で開会式が実施される。

 五輪と同じくパリが誇る観光名所や歴史的建造物を活用して開催され、22競技549種目で争われる。国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長は記者会見し「史上最高の大会になると真に信じている」と期待を込めた。

 日本は海外開催の大会では最多となる175選手が出場。ウクライナに侵攻するロシアと、同盟国のベラルーシ選手は個人の中立選手(NPA)として、合わせて96人が参加予定。

 兵庫ゆかりの選手はボッチャの競技パートナーを含めて総勢11人。メダル獲得を視界に捉える精鋭たちを紹介する。(①出場種目(予定)②開幕時年齢③出身地または出生地④現住所⑤所属チーム⑥勤務先または所属先⑦出身校⑧主な実績⑨パラリンピック出場回数)