J1のヴィッセル神戸は29日、2022年限りで現役を引退した元日本代表DF槙野智章さん(37)の引退試合を12月14日、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で開くと発表した。槙野さんと縁のある選手らで編成する「MAKINO JAPAN」と、神戸の現役、OB選手らによる「KOBE STARS」が対戦する。開始時間は未定。
槙野さんは広島市出身で、J1サンフレッチェ広島、ドイツ1部リーグのケルンを経て12年から浦和レッズでプレーし、22年に神戸入りした。J1通算415試合に出場し、46得点を挙げた。日本代表としては18年のワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場した。
引退後は神戸のエバンジェリスト(伝道者)を務めるほか、タレントとして活躍する。槙野さんは「感謝の気持ちでいっぱい。皆さんに喜んでいただけるような最高級のエンターテインメントを提供し、『槙野祭り』としてどでかい花火を打ち上げたい」とコメントした。(井川朋宏)