中日から1位指名を受け、父雄一さん(右)、母淳子さん(左)と写真に納まる関大の金丸夢斗投手=24日、大阪府吹田市の関大千里山キャンパス(撮影・大田将之)
中日から1位指名を受け、父雄一さん(右)、母淳子さん(左)と写真に納まる関大の金丸夢斗投手=24日、大阪府吹田市の関大千里山キャンパス(撮影・大田将之)

 24日のプロ野球ドラフト会議で、4球団が1位指名で競合した関大の金丸夢斗投手(21)=神戸市北区出身。そばで見守ってきた父雄一さん(48)は「マウンドでの毅然(きぜん)とした振る舞い」を誇らしく思っている。高校野球の審判員を25年間務め、息子が幼い頃からその大切さを説いてきた。「プロでも子どもたちの良い見本に」と願う。

■感情が抑えられない投手は「仲間にいい影響を与えない」

 雄一さんは須磨友が丘高で白球を追い、24歳の時から兵庫県高校野球連盟の審判員として活動。2011年から今夏まで、甲子園大会の球審や塁審を務めた。