神戸-湘南　前半、先制点を決めた神戸の宮代（右）＝撮影・大田将之
神戸-湘南　前半、先制点を決めた神戸の宮代（右）＝撮影・大田将之

　年間５３試合の過密日程をこなし、リーグ連覇と天皇杯制覇を成し遂げた神戸。吉田監督が掲げる「競争と共存」を体現してこその快挙と言える。

　今季は各ポジションに同水準の選手を複数そろえる２チーム分の編成を目指した。背景に、アジア・チャンピオンズリーグに挑んだ２０２０、２２年に、Ｊ１下位に沈んだ苦い経験があった。