男子第76回、女子第41回近畿高校駅伝は16日、奈良県宇陀市の榛原フレンドパーク発着の特設コースであり、7区間42・195キロで争った男子は、兵庫県駅伝を制した西脇工が2時間6分41秒で2年連続33度目の優勝を飾った。兵庫2位の須磨学園は2時間6分55秒の2位で、各府県優勝校を除く最上位に入り、近畿地区代表として全国駅伝(12月21日・たけびしスタジアム京都発着)出場を決めた。
アップダウンの激しい山間部のコースに合わせ、男子の須磨学園は勝負手を打った。エース藤岡主将を定石の最長1区(10キロ)ではなく、とりわけ急坂が多い3区(8・1075キロ)に配置。主将は3位から1位へ躍り出て期待に応え、チームを3年連続の都大路に導いた。
























