サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は4日、ソウルなどで東地区の決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、東地区1次リーグ2位のヴィッセル神戸はアウェーでFCソウル(韓国)に1-0で勝った。第2戦は11日、本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)である。
鬼門のアウェーで一丸となり、大きな白星をつかんだ。神戸がセットプレーによる1点を守り抜いて先勝。守備陣が主役となり、前回逃した8強入りへ一歩前進した。
最初の好機で流れをつかんだ。前半23分、広瀬の左CKを相手がクリアしきれず、遠いサイドに流れたこぼれ球をトゥーレルが頭で合わせた。「うちのセットプレーの形。運良く自分のところにボールが流れてきた」とほほ笑んだ。
最大の窮地は後半20分ごろ。先発に抜てきされた18歳の浜崎がハンドを取られ、PKを献上した。だが、相手が転がしたキックにGK前川が「我慢してどんぴしゃで対応できた」と体を倒してキャッチ。先月のJ1京都戦でもPK戦で2本を止めた守護神が、勝負どころでチームを救った。
その後も自陣に押し込まれると、負傷明けの大迫が1カ月ぶりに公式戦復帰し、落ち着きをもたらす。終盤には前川を越えてゴールに向かったボールをトゥーレルが体を張ってライン際で防ぐなど、全員ではね返した。
神戸は前回の決勝トーナメント1回戦の逆転負けを含め、韓国の地ではACLE3連敗中だった。これまでの教訓を生かして無失点勝利を収め、有利な条件で本拠地に帰って戦える。前川は「よりたくさんのサポーターにパワーをもらい、絶対勝つ」と8強進出を誓った。(井川朋宏)

























