下げ幅が一時3100円を超え、2週間ぶりに節目の6万4000円を割り込んだ日経平均株価を示すモニター=8日午前、東京・東新橋
 下げ幅が一時3100円を超え、2週間ぶりに節目の6万4000円を割り込んだ日経平均株価を示すモニター=8日午前、東京・東新橋

 週明け8日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続落した。前週末終値からの下げ幅は一時3100円を超え、5月25日以来、2週間ぶりに節目の6万4000円を割り込んだ。取引時間中の下げ幅としては史上4番目。前週末の米国のハイテク株安を受け、人工知能(AI)や半導体関連銘柄を中心に売りが膨らみ相場を押し下げた。

 午前10時現在は前週末終値比2339円53銭安の6万4248円59銭。東証株価指数(TOPIX)は95・51ポイント安の3853・58。

 5月の米雇用統計が堅調だったことで米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測が強まり、米国株式市場は5日に主要株価指数がそろって下落した。主要な半導体銘柄で構成する株価指数も大きく下落し、東京市場にも波及した。

 株価水準が高く平均株価への寄与度が高いソフトバンクグループや東京エレクトロン、アドバンテストなど、これまで相場をけん引してきた銘柄が大きく値下がりした。

 中東情勢の不透明感から、投資家心理を冷やしたことも株安に影響したとみられる。