未明の映画館に歓喜の輪が広がった。サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリートで、準々決勝をサウジアラビアで戦うヴィッセル神戸を応援しようと、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸でパブリックビューイング(PV)が開かれた。観客約300人が声援を送り、4強入りを決める劇的勝利に沸いた。
17日午前1時15分に始まったアルサド(カタール)戦は点の取り合いとなり、観客は大型スクリーンに集中。後半立て続けに失点すると、ため息が漏れた。だが終了間際、武藤嘉紀が同点弾を決めると、一斉に立ち上がって絶叫。午前4時ごろ、PK戦で勝利が決まると両拳を突き上げた。
武藤のユニホームを着ていた神戸出身の男性会社員(32)=大阪市=は「諦めそうになったが、武藤選手が決めると信じていた。勢いに乗る勝ち方で、次もやってくれるはず」と興奮冷めやらぬ様子だった。(井川朋宏)
























