INAC神戸ー長野 前半、競り合うINAC神戸のFW久保田(19)ら
INAC神戸ー長野 前半、競り合うINAC神戸のFW久保田(19)ら

 今季初黒星を喫したアウェーちふれ埼玉戦から中2日。INAC神戸を連敗の危機から救ったのは、35歳のベテランFW高瀬だった。終盤に頭で同点ゴールを決め、「自分の得意な形。シーズンの早いうちに得点が取れてよかった」と喜んだ。

 5連勝中と圧倒していた長野に、前半はまさかの劣勢だった。前半27分にカウンターから先制点を奪われ、FW吉田の2戦連続ゴールで追い付くも、同39分に再び引き離された。DF太田がU-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)で抜け、新加入のDF松尾が先発でINACデビューを果たしたが、守備陣の不安定さを露呈した。

 右サイドを中心に押し込んだ後半、再三のセットプレーなどから得点を狙い、37分の高瀬のゴールに結びついた。だが、押せ押せのムードで勝ち越し点は奪えなかった。

 昨季2位の三菱重工浦和、3位の日テレ東京Vがともに開幕2連勝を飾り、今季も3強による争いが予想される。宮本監督は「しっかりと結果を受け止め、次に向けて準備したい」。2連覇に向け、負けられない戦いは続く。(山本哲志)