静岡市の静岡県立こども病院で2023年、県東部在住の女児=当時(1)=が手術を受け入院中に死亡する事案があり、過失を訴えていた遺族の代理人弁護士は2日、病院と和解したと明らかにした。遺族は、呼吸などをモニタリングする機器のアラーム音が最小に設定され、異常が見逃されたと指摘していた。和解は8月25日付で、病院が和解金を支払い謝罪した。
病院の調査委員会が24年8月にまとめた調査報告書によると、女児は23年8月、胃ろうを造設する手術を受け、3日後に心肺停止の状態で発見され死亡した。発見時、モニタリング機器の記録が止まり、異常を知らせるアラームの音量は最小に設定されていた。
モニタリング機器の記録が止まった理由について、遺族はセンサーが女児の体から外れるなどしていたと主張。一方、調査報告書はセンサーは外れておらず、理由は特定できないと結論付けた。
遺族は「防げたはずの事故。娘の死を絶対に無駄にしないでください」とのコメントを公表した。病院は「深く反省するとともに、再発防止に向けた対策に真摯に取り組む」とした。
























